現場で感じたニーズを業務に取り入れ、新しい形の提案を

入社前の経歴

  • 2015 回復期リハビリテーション病院で作業療法士として働く
  • 2017 訪問看護ステーションへ転職
  • 2022 長崎の訪問看護ステーションへ転職
  • 2023 福祉スタジオへ入社

入社の理由を教えてください

前職での経験から感じた福祉用具の重要性

大学卒業後、私は廿日市にある回復期リハビリテーション病院に入職。その後、広島・長崎の訪問看護ステーションで作業療法士として働いていました。当時から、在宅の患者様の生活を支えるために福祉用具は欠かせないものであることを実感しており、展示会に足を運ぶほど興味があったのも理由のひとつです。
訪問看護ステーションで働いていた際、神経難病の方を担当する機会がありました。話すことが難しくなり、意思伝達装置を使ってコミュニケーションをとる必要があります。しかし、そうした環境を整えるための相談先が見つからずに苦労しました。転職時に、福祉用具のレンタルや販売だけではなく、お客様の状況に合わせた環境を整える場所で働きたいと強く思うようになりました。福祉スタジオの面談時にこうした思いを伝えたところ、「一緒にやりましょう」と言っていただけたため、入職を決意しました。

現在の業務内容を教えてください

疾患や障がいに合わせた最適なプランを提案

福祉用具のレンタルや販売の営業、住宅改修の提案を担当しています。作業療法士としての経験を活かし、お客様の疾患や障がいの特性に応じて、最適なプランが提案できるのが私の強みだと思います。例えば、特定の疾患に対する最適な福祉用具のご紹介や、住宅改修のアイディアを提供することで、その人の生活がより良いものになると思います。
また、福祉用具をレンタル・導入する立場から、提供する立場に変わったことで、現場で「こんなものがあったらいいな」と感じたことを実際に今の業務に取り入れながら、ケアマネジャーさんやお客様の満足度を高める努力をしています。

福祉スタジオで挑戦していることは

これまでに取扱のない商品も積極的に提案し、メーカーとお客様を繋ぐ

ご相談いただいたお客様に必要な道具があれば、社長や管理者に「こういう道具を取り扱ってみませんか?」と交渉しています。入社のきっかけとなった意思伝達装置もその一例です。機器を作っているメーカーさんからサンプルを取り寄せ、必要とするお客様に実際に使っていただき、最適な機器を選定するためのお手伝いをさせていただいており、いわば、メーカーとお客様を繋ぐ橋渡し役を担っています。
自分自身がやりたいと思ったことに対して挑戦できる環境はとても良いと感じています。新しい福祉用具の導入やサービスの改善提案など、さまざまな分野でのチャレンジをさせてもらえることで、より自信を持って業務に取り組むことができるようになりました。

福祉スタジオでこれから実現したいことは

マネージメントにも携わり、チームで成果をあげたい

今後も引き続きコミュニケーション支援機器の業務に携わりたいと考えています。この分野でさらにスキルを磨き、多くのお客様に役立つ提案をしていきたいです。また、これから新しいスタッフが入ってくるため、教育やマネージメントにも挑戦してみたいと思っています。
これまでの職場では、私が年代的に一番若いことが多く、後輩や部下と一緒に何かをやり遂げるという経験があまりありませんでした。そのため、後輩や部下と一緒にさまざまな業務に挑戦し、チームとして成果が挙げられるようになるといいですね。